vol.19

■「ホームリダクション」で生きのびる。
ハームリダクションとは薬物問題における対策のひとつで、薬物使用に伴う被害を軽減することを目的とするものです。たとえ薬物を完全にやめることができなくても、それに関わることで起きる病気やさらに悪いこと(harm)はなるべく避けられるようにしようというのがこの考え方だそうです。
 具体的な例として、薬物使用に係るHIV/AIDS感染の広がりを止めるために、ヨーロッパ各国やサンフランシスコなどで、薬物を同じ注射器で回しうちしないように公的機関が新しい使い捨て注射器を無料配布するといったプログラムが始められたといいます。
もちろんこのような考えが全ての人に受け入れられているわけではありません。しかし、このハームリダクションという考え方は、薬物問題を超えて現代社会で生きる私たちにも適用できる(生きづらさを楽にしてくれる)発想ではないかとこの記事の著者は語っています。
生きていく中で悩みや問題にぶつかる時は多々ありますよね。みなさんはそんな時どう解決していますか?早く解決しようと努力する。それはとても必要なことですが、必要以上に頑張り過ぎたり、悩んで焦ったりすることありませんか?そういう時すこし発想を変えて、今すぐ解決できなくてもこれ以上に悪い状況にしないというように目標や目的の視点を変えることで、自分の気持ちを少し楽にさせてあげることもたまには必要かなと思いました。
みなさんはハームリダクションという考え方どう思いますか?
(ウフ。通巻47号/「連載エッセイ タッチハンガー」)


■今年も行こうね 名画に会いに・・・
皆さんは、美術展の開催スケジュールや展覧会のお知らせなど、その開催にまつわる情報をどのように収集していますか?
 開催が目前に迫ったものや開催期間中のものは、割りと新聞やテレビ、ラジオで宣伝していますし、様々なメディアを通して情報を得られますよね。でも、急に知ったためにスケジュールを調整できなかったり、気づいた頃には既に終わっていた・・・なんて残念な経験はありませんでしたか?
 そのような方には、必見の情報です。今年度の美術館でどんな展示会が計画されているかがひと目で分かる特集記事がありますよ。今年度は、どこでどのような企画や展示が行われているのでしょうか。
多忙な方、うっかりさん、情報屋さん・・・この特集をチェックして、早めに予定を組んでおくことをおすすめします。
(ギャラリー 第二五二号/「美術館展覧会先取り情報 2006」)


○○についての記事 集めちゃいました。パート5
お題・・・ドイツ

  • BRUTUS 27巻8号通巻592号 20060501発行
  • 「世界No.1ソムリエ、モネゴさんと一緒に、ドイツ料理とワインを食す。」
  • 「ドイッチュラント ロマンティックサッカー街道」
  • BRUTUS 26巻17号 通巻578号 20050915発行
  • 「『ドイツ写真の現在』展 東京国立近代美術館
  • BRUTUS 26巻11号 通巻572号 20050615発行
  • 「GERMAN JOURNAL 02 東京でもドイツでもない、東京ドイツ村へ行く」
  • BRUTUS 26巻10号 通巻571号 20050601発行
  • 「GERMAN JOURNAL 01 天敵・フランス人に聞くドイツおしゃれ事情」
  • BRUTUS 26巻9号 通巻570号 20050515発行
  • 「ドイツ、ゾーリンゲンの職人が作る洋包丁」
  • ニューズウィーク日本版 21巻18号 通巻1003号 20060510発行
  • 「ドイツ人は改革より安心したい〈ドイツ〉アングロサクソン流の改革に疲れた国民が選んだロハスな生き方」
  • ニューズウィーク日本版 20巻41号 通巻977号 20051026発行
  • 「ドイツ新首相は冷戦の落とし子〈欧州〉共産主義下の東独で育った女性宰相メルケルの意外な素顔と政治手腕とは」
  • ニューズウィーク日本版 20巻40号 通巻976号 20051019発行
  • 「ドイツ連立混迷は大改革の序章〈ドイツ〉欧州で取り残された古い政治体制がようやく終わろうとしている」
  • ニューズウィーク日本版 20巻39号 通巻975号 20051012発行
  • 「ドイツ「改革にNO」の錯覚〈ドイツ〉総選挙で否定されたはずの改革が脈々と生き続ける理由」
  • ニューズウィーク日本版 20巻38号 通巻974号 20051005発行
  • 「ドイツ「メルケル革命」頓挫の衝撃 ドイツ総選挙 改革派の思わぬ苦戦と政界の混乱が欧州経済の足を引っ張る」
  • ニューズウィーク日本版 20巻36号 通巻972号 20050921発行
  • 「首相交代でドイツはこう変わる ドイツ総選挙 福祉国家の存続か改革か、「欧州の病人」に突きつけられた決断」
  • ニューズウィーク日本版 20巻35号 通巻971号 20050914発行
  • 「〈国際比較〉日本とドイツの崖っぷち選挙」
  • ニューズウィーク日本版 20巻33号 通巻969号 20050831発行
  • 「〈ドイツ〉手足を縛られた「鉄の女」メルケル
  • ニューズウィーク日本版 20巻31号 通巻967号 20050817発行
  • 「〈ドイツ〉 総選挙の狂ったシナリオ」
  • ニューズウィーク日本版 20巻28号 通巻964号 20050720発行
  • 「〈ドイツ〉「緑の党」のブルーな未来」
  • ニューズウィーク日本版 20巻22号 通巻958号 20050608発行
  • 「〈欧州〉ドイツ次期首相は地味なサッチャー 初の女性宰相として期待される「鉄の女」メルケルの素顔」「〈ドイツ〉「欧州の病人」に明るい話」
  • ○Pen 10巻8号 通巻174号 20060501発行
  • 「(GERMANY)ドイツ 気分もシンクロする、親子サイクリング」
  • ○Pen 10巻3号 通巻169号 20060215発行
  • 「ドイツ車のロングライフを支える、4兄弟」
  • ○Pen 9巻23号 通巻166号 20051215発行
  • 「国営か民営か、郵便デザイン各国事情」
  • 「社会を守る警察にこそ、デザインを」
  • CasaBRUTUS 7巻3号 通巻72号 20060301発行
  • 「ドイツ・デザインを丸ごと体感できる展覧会が始まります」
  • 週刊アスキー 17巻545号 20050705発行
  • 「ドイツではFirefoxのシェアが2割以上に」
  • 芸術新潮 57巻 3号 20060301発行
  • 「(企画者にも選ばせろ!)「ドイツ表現主義の彫刻家―エルンスト・バルラハ展」より」
  • 芸術新潮 56巻 8号 20050801発行
  • 「〈全一冊〉ドイツの歓び 美術でめぐる、とっておきの旅ガイド」
  • 週刊東洋経済 6004号 20060218発行
  • 「06年ドイツは1%台半ばの成長」
  • ○WiLL 14号 20060201発行
  • 「ドイツ初の女性首相メルケルの光と影」
  • 新潮45 25巻1号 通巻285号 20060101発行
  • 「ドイツ初の女性首相 「メルケル」が出来るまで」
  • 週刊新潮 50巻 49号 通巻2527号 20051222発行
  • 「あなたはドイツ「W杯観戦ツアー」に行けない!」
  • 週刊新潮 50巻 19号 通巻2497号 20050519発行
  • 「ドイツ人を怒らせた「中・韓留学生」の反日デモ
  • 週刊文春 47巻49号 20051222発行
  • 「日本がドイツW杯グループリーグを突破する確率」
  • 週刊文春 47巻44号 20051117発行
  • 「特別企画 ドイツ写真の現在」
  • 週刊文春 47巻30号 20050804発行
  • 「ドイツイエロー、もしくはある広場の記憶」
  • 週刊文春 47巻26号 20050707発行
  • 「特別企画 ドイツの虹」
  • 週刊文春 47巻24号 20050623発行
  • 「これではドイツW杯は勝ち抜けない」
  • 週刊文春 47巻19号 20050519発行
  • 「盗んでは老婆に貢いだ「ドイツ老人ギャング団」」
  • ○Number 26巻27号 通巻642 20051215発行
  • 「[ドイツW杯はこう戦え!]レオナルド&ソクラテスが見た「2006年型セレソン最強布陣」」「[歴史的敗北に埋もれた真実]クライフに屈した夜──1974年西ドイツW杯」
  • ○Number 26巻26号 通巻641 20051201発行
  • 「【SPECIAL FEATURES】ドイツW杯 出場32カ国決定。選ばれし者たち The 32 Survivors for Germany」
  • シュバインシュタイガーポドルスキー(ドイツ)」
  • ○Number 26巻24号 通巻639 20051103発行
  • 「【SPECIAL FEATURES】ドイツW杯欧州予選 大国の興亡。 The European Destiny to 2006」
  • 「[指揮官研究(2)]クリンスマン「ドイツは強くなったのか」」
  • ○Number 26巻19号 通巻635 20050908発行
  • 「[核心インタビュー]ジーコ「ドイツへの必勝プラン」 」
  • ○Number 26巻13号 通巻630 20050630発行
  • 「[現地ディスカッション]ドイツが見抜いたジーコの正体」
  • ○Number 26巻12号 通巻629 20050616発行
  • 「【SPECIAL FEATURES】2006ドイツW杯出場決定! 日本代表「全証言」 Germany is Mine!」
  • SAPIO 18巻1号 通巻380号 20060105発行
  • 「[ドイツ]女帝エカテリーナを尊敬する新首相メルケルの「現実主義」」
  • 「[スポーツ]ドイツW杯で「世界の顔」になる“皇帝”ベッケンバウアーに早くも噂される「次なるポスト」」
  • SAPIO 17巻22号 通巻378号 20051123発行
  • 「[ドイツ]旧東独「2級市民」が渇望する「オスタルギー」の現実」
  • ○relax 11巻1号 通巻107号 20060101発行
  • 「ドイツ、混欲の森」
  • ○relax 10巻11号 通巻105号 20051101発行
  • NIKE 2005 BRASIL 5STAR→BRASIL 6STAR in GERMANY!!?(2006年、ドイツで勝つのは、やっぱりブラジル?)」
  • ○relax 10巻9号 通巻105号 20050901発行
  • 「日本、イタリア、ドイツ、ポーランド、ロシア…から それぞれのピース・インプレッション」
  • ○美しいキモノ 通巻214号 20051220発行
  • 「ドイツ年を記念して作られた「優美な振袖」」
  • フォーサイト 16巻12号 通巻189号 20051119発行
  • 「ドイツ政府系金融機関「KfW」はなぜ強い 石山新平」
  • フォーサイト 16巻11号 通巻188号 20051015発行
  • 「「欧州でいちばん大きな病人」ドイツの混沌 佐瀬昌盛
  • フォーサイト 16巻6号 通巻183号 20050518発行
  • 「「輸出世界一」でも不況が続くドイツのジレンマ 石山新平」
  • 中央公論 120巻12号 通巻1459号 20051201発行
  • 「ドイツ総選挙の異常事態 二大政党はなぜ共に「敗北」したのか 熊谷 徹」
  • 中央公論 120巻9号 通巻1456号 20050901発行
  • 「「歴史リスク」と戦うドイツ、放置する日本 熊谷 徹」
  • ○TITLE 6巻12号 20051201発行
  • 「title square 『ドイツ写真の現在』展」
  • ○Hanako(首都圏) 18巻40号 通巻856号 20051019発行
  • 「ドイツ年だから、飲みごろです。はじめてのドイツワイン入門」
  • ○Hanako(首都圏) 18巻39号 通巻855号 20051012発行
  • 「ドイツ&アメリカのLOHAS最新事情」
  • ○考える人 通巻14号 20051101発行
  • 「【特集】ドイツ人の賢い暮らし」
  • 「ゲロルズエッカーはドイツ流「長屋」暮らし! 森まゆみ
  • 「日本人主婦が見たドイツ家庭の「知恵」」
  • 「ドイツ社会に見る「環境ロマン主義」熊谷徹」
  • ダカーポ 25巻14号 通巻565号 20050803発行
  • 「旬の本 『ドイツイエロー、もしくはある広場の記憶』」
  • ○HFハイファッション 通巻304号 20050801発行
  • 「モーデ2005。ドイツのデザイナーのアイデンティティ。彼らは、ドイツ的?」
  • ○美しいキモノ 通巻214号 20051220発行
  • 「ドイツ年を記念して作られた「優美な振袖」」
  • フォーサイト 16巻12号 通巻189号 20051119発行
  • 「ドイツ政府系金融機関「KfW」はなぜ強い 石山新平」
  • フォーサイト 16巻11号 通巻188号 20051015発行
  • 「「欧州でいちばん大きな病人」ドイツの混沌 佐瀬昌盛
  • フォーサイト 16巻6号 通巻183号 20050518発行
  • 「「輸出世界一」でも不況が続くドイツのジレンマ 石山新平」
  • 中央公論 120巻12号 通巻1459号 20051201発行
  • 「ドイツ総選挙の異常事態 二大政党はなぜ共に「敗北」したのか 熊谷 徹」
  • 中央公論 120巻9号 通巻1456号 20050901発行
  • 「「歴史リスク」と戦うドイツ、放置する日本 熊谷 徹」
  • ○TITLE 6巻12号 20051201発行
  • 「title square 『ドイツ写真の現在』展」
  • ○Hanako(首都圏) 18巻40号 通巻856号 20051019発行
  • 「ドイツ年だから、飲みごろです。はじめてのドイツワイン入門」
  • ○Hanako(首都圏) 18巻39号 通巻855号 20051012発行
  • 「ドイツ&アメリカのLOHAS最新事情」
  • ○考える人 通巻14号 20051101発行
  • 「【特集】ドイツ人の賢い暮らし」
  • 「ゲロルズエッカーはドイツ流「長屋」暮らし! 森まゆみ
  • 「日本人主婦が見たドイツ家庭の「知恵」」
  • 「ドイツ社会に見る「環境ロマン主義」熊谷徹」
  • ダカーポ 25巻14号 通巻565号 20050803発行
  • 「旬の本 『ドイツイエロー、もしくはある広場の記憶』」
  • ○HFハイファッション 通巻304号 20050801発行
  • 「モーデ2005。ドイツのデザイナーのアイデンティティ。彼らは、ドイツ的?」


フェルメール
 その数三十六点と残存する作品があまり多くなく、謎が残されている画家、フェルメール。作品の種類は室内の風俗画がほとんどで、差し込む光の位置や遠近法を巧みに操り、その時代の女性の生活の一部を美しく表現していることでも有名です。
 実は、先に述べた作品数も正確には未だ真作かどうか、専門家の意見が分かれるものがあり、解明されていない事実も多いのです。 しかし、それも魅力の一つ。そんなフェルメールの作品が並ぶ世界の十七の美術館が紹介されている記事を見つけました。どの美術館にどの画が所蔵されているかがよく分かりますよ。
 謎解きフェルメールの旅。いつか私も、全ての作品をこの目で観たいものです。
(いきいき 第一〇八号/「フェルメールの世界へ、ようこそ」)



■グラフテプコに注目しました
 グラフTEPCO。よくコンビニの入り口とかに置いてあるフリーペーパーなので、知っている人は多いんじゃないかと思います。
 今号は「大人のマナー」という特集。中でも気になったのが、メールのマナーについて書かれたこの記事です。拝啓から書き始める手紙調では伝わりにくいし、ケータイ世代にありがちなカジュアルすぎる言い回しはビジネスメールには不適切。見やすく、読みやすく、わかりやすいメールの書き方について書かれたこの記事は、良くまとまっていて参考になりそうでした。特に今どきの誤った言葉遣いや敬語も多数指摘されているので、普段の言葉遣いについても考えさせられるかもしれません。要は用件が伝わればいいのだけれど、大人としてのマナーは、やっぱり人としてきちんと身に付けておきたいものです。
(Graph TEPCO 通巻六二八号/「メール送受信の大人ワザ!」)


 最近よく聞くエコキュートって何かご存知ですか?実は私は名前だけでその機能などはほとんど知りませんでした。エコキュートとは空気の熱でお湯を沸かす次世代給湯システムで、正式名は「自然冷媒ヒートポンプ式電気給湯機」。「エコ」はエコロジー&エコノミーそして「キュート」は給湯とかわいいの意味が含まれているそうです。従来のものと何が違うのか?それは名前の通り環境にも家計にもやさしいこと。使用する電気エネルギーに対して約三倍もの熱エネルギーを得ることが出来ると同時に二酸化炭素排出量を大幅に減らせるといいます。一九九七年に採択された京都議定書によると、日本は二〇一〇年までに温室効果ガスを一九九〇年比六%削減しなくてはならないとか。しかし目標達成は難しい状況だと言われています。エコキュートはその環境性の高さから京都議定書の目標達成計画に盛り込まれ、国もその普及に力をいれているそうです。環境問題を考えるとか地球の温暖化防止に何かしなくてはというと何か緊張してしまうけれど、日々の暮らしの中で環境保全ができて、さらに家計にやさしいなんてすごく良いですよね。なんかエコキュートの宣伝みたいになってしまいましたが・・・それくらい魅力的だったので今回はこの記事を取り上げてみました。
(Graph TEPCO 通巻六二八号/「TEPCOのECO」)