vol.7

■「リハビリ介護靴」
 日本で始めてのリハビリ介護靴として認定された「フェアベリッシュ」をご存知だろうか。私は知らなかった。その開発者である、伊藤弘美さん(三一歳)が生み出すまでの開発秘話を語っている。
 「先端部分を囲むように装着されたファスナーをシュッと開けば、ただ足を置くだけで誰でも簡単に履ける靴。」足の不自由な人、リハビリ中の人、車椅子の人に喜ばれ、笑顔と靴を履ける喜びを届けている。
 誌面で自身が開発した靴を両手で持ち、にっこりと微笑んでいる写真は、とても優しく上品であり、苦労話など窺い知れない印象を受ける。しかし、そんな画期的な靴が生まれた陰には、伊藤さんの涙と決してあきらめない強い思いがあった。
 仲の良い家庭に育ち、幸せそのものだった彼女が、母親が原因不明の病に倒れてから、状況は一変。「成功した若手女性起業家」。それだけの紹介ではとても彼女を語れない。
 発売以来、様々なメディアで取り上げられ、問い合わせも殺到しているそうだ。確かに、この靴が生まれたことにより利用者の多くの笑顔や喜びが増えたことには違いない。
 しかし、おそらく使う人の笑顔や喜びの数と同じぐらい、あるいはそれ以上の喜び、喪失感、苦しみなど彼女にしか分からない思いを乗り越えて、この靴は誕生したのだと思った。
 (PHPスペシャル通巻八九号/お金は、みんなの夢を叶えるために使いたい!)


うすた京介 
 「週刊少年ジャンプ」に掲載されていた『セクシーコマンドー外伝 すごいよ!!マサルさん』がとても好きだった。高校時代、友人から単行本を借りて、全巻を一気に読んだ。一コマ一コマにギャグが入っている気がして、夜な夜な読んでいると、静まり返った部屋の中から、私の不気味な笑いがもれてしまうのではないかとヒヤヒヤした覚えがある。だから、公共の場所ではとても読めない。読む場所を選んだ気もする。
 いつも感じたことは、この作者「うすた京介」は、一体どういう人物なのだろうかということ。ギャグマンガにあまり詳しくない私からすると、突如現れた異端者のように思えた。だから、爆笑する一方、どこか冷静に作品を「観察」していたのかもしれない。それはとても不思議な感覚で、「こういうセリフをここで言うのか!」といつも目からウロコ状態だった。
 前フリが長くなってしまったが、そんなうすた京介と、作・演出家として実力を高く評価されている倉持裕との対談が掲載していたので思わず注目してしまった。写真も掲載されていて、初めて作者の素顔をみることができた。二人の共通項は、作品の中で、自由自在にキャラクターを動せるポジションにいることだ。それが舞台が紙面かだけの違いである。互いに謙遜し、「私と比べて、あなたの方が大変ですね。」と言い合ってるが、生身の人間を動かす演出家と、描き分けを意識しなければならない漫画家。素人ではとても分からない会話を繰り広げている。
 対談から、『マサルさん』の制作秘話も知れた。イメージしていた「うすた京介」像が、少し違っていたことも分かった。
演劇ぶっく二十巻六号通巻一一八号/物語を動かすふたりの共通点)



■年賀状
 十一月も半ばとなり、そろそろ年賀状が気になる季節となりました。年賀状の準備はいかがでしょうか。
 さて、毎年悩むのが年賀状の書き方。今では、パソコンで手早く簡単に作って、自宅で印刷する人も多いですよね。でも、「安くて、すぐできて、簡単」な年賀状はもっと身近なものでも作れますよ。その名も消しゴム印。今ではあまり見る機会がなくなったので、作り方を知らない人も少なくないはず。紙面では、消しゴム印の作り方を丁寧に紹介しています。故ナンシー関さんが消しゴム版画家として活躍されていましたが、その味わい深い作品にファンも多かったですね。
 新年の挨拶をメールで交わすことも増えた近年だからこそ、年賀状をもらう喜びも一層増えた気がします。その中でも、手作りの年賀状はなんとなく心が暖かくなるような気がします。どこか懐かしい感じがする消しゴム印。アートとしてもいかがでしょうか。
 また、知っているようで知らない「年賀状のルール」。毎年賀詞を、二文字「賀正」にするか、四文字「謹賀新年」にするかで悩む人いませんか?そもそも、その言葉の意味は知っていました?それ以外の賀詞をご存知ですか?年賀状の決まりごとや、注意点など改めておさらいしてみると、思わぬ発見があるかもしれません。
 これから、年賀状を書こうと思っていた方、まだ間に合いますよ。
(墨三十巻六号通巻一七七号/吉例 戌年の年賀状)


■オランダの福祉環境!
 ヨーロッパは福祉制度が整っていて、中でもオランダは福祉先進国と呼ばれています。では、どのような福祉環境なのでしょうか。それに、ヨーロッパならではのオシャレなシニアライフってちょっと気になってしまいます。
 ちなみに、オランダの税金は消費税が十九%。所得税は三五%程度から所得に応じて高くなるそうですが、介護サービスの対象者は年齢制限がなく、精神的な障害者や妊産婦まで含まれるそうです。オランダの有料老人ホームは、外観もおしゃれな印象を持ちましたが、サービスの中身もおしゃれですね。だって、ペディキュアルームなんてのもあるんですから!それに加えて、学校や幼稚園などからの訪問も多く、警察も二週間に一度訪れ、相談に乗ってくれる。また、地域の高齢者が全て参加できるイベントなどもあるそうです。
 密室になりがちな老人ホームですが、地域の理解や協力を得て素敵な入居施設が作られていると感じました。そういえば、先日のニュース番組で、日本の高級有料老人ホームの特集がありました。なんでも入居費だけで、一億円〜三億円の施設もあるそうで、今からコツコツ貯めても縁がないところだなぁと思ってしまいました。
(もも 六九号/福祉の国オランダ シニアの暮らし方)


■一年前の雑誌記事から
 ちょうど一年前の二〇〇四年十一月号のKu:nelからこんな記事を見つけました。「音が恋しい季節に。心の奥に届くボサノヴァを。」
 ボサノヴァとは、ブラジルのサンバの一部です。ポルトガル語で「ボッサ」は『傾向』とか『波』、「ノーヴァ」は『新しい』という意味だそうです。一九五〇年代に誕生した比較的新しい音楽です。
 ボサノヴァを聴いたイメージは、人それぞれだと思いますが、おそらく「心地よい」「落ち着く」といった気持ちになる人は多いのではないでしょうか。
 しかし、そんな「雰囲気のいい」だけの音楽ではありません。ボサノヴァ音楽の根底には、新しい音楽を生み出すという「挑戦」の精神があるのかもしれません。昔から民衆に受け入れられている音楽が存在する中、別の音楽を作り出そうとする試みは、行動的で、社会に対するメッセージ性も強くあるのではないかと思ってしまいます。
そう、一元的な魅力だけではないのが魅力なのかも知れません。詳細はこの記事を読んでみてください。
 きっと、ボサノヴァを聴いてみたくなりますよ。
 (Ku:nel 二巻六号/心の奥に届くボサノヴァを。)


■「R25」よ、なぜゆうき図書館に取材に来なかった!
 首都圏で毎週木曜日に配布されている大人気のフリーペーパー「R25」。これが入っている図書館って他にありますか?私は聞いたことがありません。どうやって手に入れているのでしょう??
 さて、そのR25からご紹介。
 「この本探してきて」と命令すると、図書館の本を自動で探し、凄いスピードで運んでくれるという、ロボットみたいな機械の記事です。
 普通、図書館の地下とか奥の方には書庫と呼ばれる一般に開放されないエリアがあって、そこには普段見える場所にある量の何倍もの本が並べられています。利用者からそこにある本が読みたいと言われたら、図書館員が走って行って、探して持ってくるというのが普通の図書館。でも、この機械さえあれば、人が取りに行く手間がないし、取り出すスピードだって格段に速い。どんなに出し入れしたって疲れないし、出し入ればかりで飽きたなんて文句も言わない。こういう単純作業って、やっぱり人間は機械に勝てませんよね。
 この記事で紹介されているのは、日本ファイリング社製の「オートライブ」という商品。
 もちろん皆さんもご存知でしょうが、このオートライブ、ゆうき図書館にも入っています。図書館二階のカウンターの上、天井が低くなっていませんか?そこにあるんです。
 側面がガラス張りだから、中も良く見えますよね?
(R25 NO.六七/奈良の図書館に秒速3mで動く凄い本検索マシンがあった)


ミニコミの宝庫「模索舎」から
 「模索舎月報」。薄くて小さな冊子です。
 図書館の棚にあっても、目立たないので手に取られた方は少ないかもしれません。でもこの雑誌、実はなかなかユニークな存在なのです。
 「模索舎」といえば知る人ぞ知る、国内のミニコミならここが一番揃っていると評判の書店。店舗は新宿にあります。この雑誌は、一般書店ではほとんど見られないミニコミ・少流通出版物専門の新刊情報誌です。模索舎の扱う本は、社会問題系とサブカルチャー系が多いので、新刊タイトルの情報を見ているだけで「こんなことが起きていたんだ」とか「こういう運動をしている人がいるのか」なんて気付くことも多いはず。こんなところから社会現象に興味を持ってみるのも、楽しそうだと思います。あ、ちなみに「模索舎月報」自体もミニコミ誌です。近隣の地域では滅多に見る機会のない雑誌ですから、そういう意味でも貴重な情報源ですね。

(模索舎月報)


■地域雑誌編集部に聞いたその街の魅力
 下館の「だてっこ」、古河の「wasse」、宇都宮の「もんみや」など、地元で編集された地域雑誌は、その土地に密着した内容が特長です。旅行者対象ではなく、生活者を対象に出されている雑誌ですから、他ではなかなか目にすることのないお得な情報や隠れたスポットの紹介、意外と知られていない歴史の紹介など、目新しい話が満載。大手出版社の出す雑誌とは違って、凄く身近な感じがしますよね。
 この記事は、東京の地域雑誌編集部を訪ね、その街の魅力を紹介してもらったというもの。深川・神楽坂など六つのエリアそれぞれの魅力が、地域密着の編集者独自の視点から語られています。ここでとりあげられたどの雑誌もなんだか面白そうで、全部読んでみたいと思いました。
 そういえば、この「翼の王国」という雑誌はANAの機内誌です。新幹線の車内誌「トランヴェール」が置いてあるのも凄いけど、飛行機の機内誌なんて普通はなかなか見かけませんよね?こういうレアな雑誌も気軽に読める図書館って、本当に便利だと思いませんか?
(翼の王国  通巻四三七号/東京・私の暮らすまち・自慢)


■鉄道マニアから「つくばエクスプレス」を教わろう
 またまたミニコミからのご紹介。この「地図と遊ぶ.新館」は、読者からの投稿を主体とした旅行関係の雑誌です。旅・のりもの・地図といった主題を軸に、投稿されたものは原則「ボツなし・チェックなし」で掲載しています。
 甲州街道を歩くレポート、映画のロケ地めぐり、道の駅を踏破する企画、路線バスの旅など、様々な記事が毎回掲載されています。実はこの雑誌、投稿して掲載されても原稿料は¥0です。それだけにすべての記事から「損得はどうでもいい。とにかく書きたいんだ!」という熱気が伝わってきます。つくりは拙い雑誌ですが、そういうことじゃない良さというのも確かにありますよね。上品なつくりで綺麗なレイアウト、お洒落な写真を使った雑誌もいいけれど、こんな具合に多少雑でも「本当に好きでやってるんだ!」という強力なパワーを持った雑誌も、かなりカッコイイと思います。
 今回注目したいのはつくばエクスプレスのレポート。これも一般の方からの投稿です。多くのメディアで取り上げられたTXですが、鉄道マニアである投稿者個人の視点から、何の制約もなく好きなように書いたこの記事。ご本人が開業当日に秋葉原からつくばまで乗車した体験記です。淡々と目にした事実や景観を述べる中にも、マニアの鋭い視点が随所に顔を出します。例えば、水戸線の小山〜小田林間では、直流/交流の電力切り替えで一度車内が暗くなりますよね?TXでは、明かりが消えずに切り替えが行われているのだとか。
 旅・のりもの・地図。どれか一つでも興味があれば、この雑誌を手に取る価値はあると思います。是非読んで見てください。
 あ、この雑誌は、先に紹介した「模索舎」でも売っていますね。これもなかなか見かけない、というか知られてもいない、かなりレアな雑誌です。図書館員って、かなりマニアックな職業なんですねぇ。
(地図と遊ぶ .新館 七一号/つくばエクスプレスに乗ってきたぞよ)


■街づくりは、クリエイティブマインドで!
 より創造的で、日々の暮らしが豊かになり、将来にわたって魅力的であり続ける街づくりとは一体どのようなものだろう。今号の「広告」では、街づくりへの挑戦と、その実現に向けたさまざまな試みが特集されている。
 注目したのは、札幌市「モエレ沼公園」のケース。この公園は、札幌市が彫刻家イサム・ノグチにマスタープランを依頼して、十七年という長い月日を経て完成したもの。実は、その場所はかつてゴミ処理場だったのだが、現在では、「モエレ山」、「モエレビーチ」、「ガラスのピラミッド」、「海の噴水」、「ミュージックシェル」、「プレイマウンテン」(詳しくは本誌をご覧ください。写真付きです。)などの造形物が美しく建っている。本当に人工物なのか?と疑問を抱いてしまうほどの存在感。それに、センスある造りに見入ってしまう。思わず、足を運びたくなった。

  変わって、廃校の活用と地域活性化の一環として、アートNPOと連携を結んだ豊島区の事例も。廃校を様々な活動の場として開放している自治体は他にもあると思うが、豊島区もその一つ。なんでも、戦前は池袋モンパルナスというアトリエ村群が存在し、芸術家の卵たちが生活を育む場所があったそうだ。そんなかつての文化を知っている区長が立ち上がり、ふたつのアートNP0と出会い、今日に至っている。このよみがえった廃校、「にしすがも創造館」は、職員室として使われていた場所に、「芸術家と子供たち」「アートネットワーク・ジャパン(ANJ)」という二つのNPOが拠点を置いている。豊島区が金銭的な支援をしているわけではないが、廃校という場を提供する連携の意義は計り知れないだろう。

 この他にも、原宿の表参道のエリアに林立するヘアサロンの若い美容師や、地元の小・中学校に通う子どもとその父兄による「朝そうじ」の事例も。この「朝そうじ」は、神宮前の交差点付近から原宿駅、そして青山通り表参道駅で折り返すコースで約二時間ゴミ拾いをするもの。これもNPO法人が主宰しているが、茨城県や埼玉県から来て参加する大学生もいるなど注目を集めている。
 そういえば、以前、歌舞伎町のホストの方々による新宿界隈のゴミ拾い活動をテレビで観たことががある。誰もが、街全体に興味や関心を持つことが街づくりの一歩なのかも知れない。

(広告 四六巻三号/クリエイティブでなければ、街は生き残れない。) 

■各オンライン書店の特徴とは
 amazon、bk-1、セブンアンドワイ、J-BOOKといった何百万冊という本を扱っている超大型オンライン書店では、検索機能を上手く使えば、現在市場を流通している大抵の本は手に入れられます。そんな大型のオンライン書店も、書店同士の激しい競争がありますから、他社に負けないように、それぞれが独自の工夫を凝らしてもいます。送料が安いとか、配送が早いとか、ポイントサービスがあるとかいう違いを紹介した記事は今までにも沢山ありました。でも、この記事はちょっと違います。
 主に出版社向けに書かれた記事なので、どの分野の販売に力を入れているか、本の紹介をどのような形で行っているかなど、書店としての取り組み方をまとめた内容です。どういう分野の本は、どのオンライン書店が力をいれて扱っているかがよくわかります。ただ検索して買うのではなく、オンライン書店を本との出会いの場と考えて、こんな見方をしてみるのも面白いのではないでしょうか?
(編集会議 五二号/「ネット書店を活用する!」)



Googleの機能
 インターネットを利用している人で、Googleを使ったことがないという人は、いないんじゃないでしょうか?それほど普及したGoogleですが、検索以外の様々な機能を自在に使っているという人は、意外に少ないと思います。そういえば、「Google Print」http://print.google.comというのが最近話題になりました。今のところ英語版でしか実現出来ていませんが、キーワードを入れるとその言葉か使用されている書籍の一覧が出てくるというものです。著作権処理についてまだ多少問題があるようですが、クリアして日本の本も検索できるようになれば、これは大変な機能だと思います。だって本文の一節から、それがどの本かわかってしまうんですよ?
 そして、Google Printの延長として、世界の図書館の本の内容をすべて検索してしまおうという巨大プロジェクトも既に発表されています。あらゆる情報をオンラインで検索できるようにしたいというGoogleのプロジェクトは、この先どこまで行くのでしょう?
 この記事では、検索テクニックの紹介だけではなく、アラート機能・株価検索・キャッシュリンクなどGoogle固有のサービスを多数紹介。また、パソコン内のデータとインターネットの検索を同時に行えるデスクトップ検索機能や、ツールバー、地図や翻訳機能を、MSNやYahooと比較紹介しています。
 今回の記事で特に驚いたの「Google Moonhttp://moon.google.com/。なんと、これは月の地図です!
 現在公開されているのは、アポロ計画で人類が着陸し「静かの海」付近だけですが、「世界中の情報を整理し、それをアクセスしやすく、活用しやすいようにすること」というGoogleの野望は止まるところを知りません。次は一体、何を見せてくれるのでしょうか?
(PC USER 十二巻十号 通巻一九九号/「Googleマニアックス ライバルのサービスを徹底比較」)



■IT技術は人事もこなす!
 企業の人事にIT技術が役に立つ。こういうと、管理のために技術を使うという感じがして、なんとなくネガティブな話に聞こえることでしょう。でも、社内の円滑なコミュニケーションにもIT技術は非常に有効です。
 例えば、社員の間で「○○については誰に聞けばわかるの?」という質問と回答が繰り返されるというのは、よくある光景ですよね?普通はその場で問題が解決すればお終いとなってしまいますが、これを情報システムに蓄積し、有効に使えたとしたら、会社にとっては大きな武器になるかもしれません。
 あるいは、どの人がどの仕事にふさわしいとか、誰と誰を組み合わせると良くないといった情報から、的確な配置が出来るようになるかもしれません。これは働く人にとっても、ある意味でありがたいことかもしれませんよね?
 人の管理にコンピューターというのは、生理的に抵抗がないわけじゃないけど、使い方次第では、案外良いことなのかもしれない気がしました。
(ITセレクト2.0 五巻十一号 通巻五四号/人事システムで差をつけろ!)


■レコードが聴きたい
 レコードは沢山あるけどプレーヤーがないからもう聴けない、という方は多いのではないでしょうか?そんな方にちょっと気になる記事です。
 針が溝をトレースして音を出すのではなく、レコードの溝にレーザー光線を当てて音を再現するという「レーザー・ターンテーブル」。音質はアナログプレーヤーと同じで、しかもレコード自体を傷つけることもない。それどころか、傷のついたレコードも再生出来てしまうという画期的なこの商品。お値段は・・・・・え〜と、記事を参照してください。どうも気軽に買えるものではなさそうですね。
 でも、レコード愛好家や業務用としてお店のBGMに使いたい場合等にはいいんじゃないでしょうか?
(男の隠れ家 九巻十二号 通巻一〇三号/音の書斎)