vol.3

人、人、人・・・混んでる。とにかく並ぶ。大人気東京ディズニーリゾート。夏休みも終わり、(大学生の方はもう少しありますね)少しゆとりがでる?なんて大間違い。平日だって、親子連れがいるぐらいですもんねー。日本全国の人が集まってきちゃったような錯覚を覚えます。さてさて、誰もが一度はラクに園内を楽しむ方法って考えたことありませんか。
 実は、知る人ぞ知る特典山盛りの宿泊パッケージや、日帰りの方にはガイドツアーがお勧めなど、結構裏ワザがあるみたいなんです。また、高速道路の問題。家を出てから到着するまで効率的に走るには、どんな裏ワザがあるのか?料金所はどの場所が一番スムーズか?結構おもしろいですよ。
(TRENDY 通巻245号/「行列回避マニュアル!」)


都ファン必見!または、これから京都に行く方は是非!
ナニナニ?特集その1の「宮家ゆかりの名庭を歩く」に注目。
 ブルーノ・タウト(二十世紀を代表する建築家)の「泣きたいほど美しい印象だ」とのセリフで一躍世界的に有名になった桂離宮など。日本が誇る庭園が全面カラー写真で紹介。(キッ、キレーだぁ。)
 また、京都観光で気になるのが交通手段。JR・旅行会社の得するプランや定期観光バスプラン。また気になるタクシー貸切プランなど、あると嬉しい情報満載です。そうだっ!サライを持って京都へ行こう!
(サライ十七巻十九号/「錦秋の京都」) 



♪「この長い長い下り坂を 君を自転車の後ろに乗せて ブレーキいっぱい握りしめて ゆっくりゆっくり下ってく〜」
2004年アテネオリンピックNHK公式ソングも歌ったゆずの大ヒットソング。「夏色」の歌詞です。この歌詞からは坂を気持ちよく下って行く爽快さや、それらの情景なども一緒に想像してしまうのです。
 茨城にもいくつか有名な坂があるそうで、個人的に気になったのが、「板屋坂」。写真が掲載されていますが、夕暮れの薄紫の空と少ない電灯、急斜面の狭い階段。どこかノスタルジックでもあり、昔ながらの商店街がありそうな日本情緒でもあり・・・。通りかかる豆腐屋さんの姿や、揚げ物のおいしそうな匂いなどを一緒に想像してしまいました。それと、「十王坂」(別名「だいこん坂」。)石畳の道路に趣が感じられます。また、「だいこん坂」の由来もいくつかあり、少しクスリとさせられました。だって、踏ん張ってこの坂を上り下りする女生徒の足が「大根のように見える」という一説って・・・。私も山の中にある高校に通っていましたが、確かに筋肉がついてたくましくなりました。えぇ、ごもっとも。
(常陽芸文 通巻265号/「いばらきの坂─ふるさとの坂道を歩く─」)


昨日まで普通に使っていたのに、ある日突然パソコンが動かない。そんなトラブルに遭遇したとき役に立ちそうなこの記事。原因究明の手順や、対策方法など役に立ちそうな情報が満載です。困ったことになる前に、一度目を通しておきましょう。
(PC Japan 10巻8号通巻101号/「ハードウェアトラブル完全解決」)


お金をつくる造幣局の本局は、実は大阪にあるんです。では、なぜ全国流通のお金をつくる造幣局が、首都東京ではなく大阪に?それは、造幣局がつくられた明治初期に、首都を大阪に移そうという動きがあったからなんです。幕末・明治初期の江戸は、戦乱の地でした。その頃に明治新政府を経済的にバックアップしたのは、大阪の財界人達。そんな彼らが、首都を大阪にしたいと考えても別に意外なことではないでしょう。首都を江戸にするか大阪にするか、そんな議論の中で、造幣局は着々と大阪に建設されていたのです。もしその時に大阪が首都になっていたら?なんて、空想しながら読んでみても面白いかも。
そういえば、那須高原っていつか首都になるのかな??
(大阪人 vol.59/「起源ハ大阪ニアリ 日本初の「近代貨幣」−造幣局」)


ガラス板の裏側から描いて表側から鑑賞するガラス絵。描き直しや重ね塗りの出来ない、高度な技術で描かれた繊細な作品たち。「芸術として見るには少々おもちゃのようだし、おもちゃと言ってしまうにはあまりにも芸術」で「永久に新鮮な骨董」だと、ガラス絵愛好家でもあった詩人・作家の佐藤春夫は語っている。十九世紀以前のガラス絵を特集したこの記事には、浜松市美術館と日本民藝館所蔵の作品図版が豊富に掲載されている。油彩や水彩とはまた違ったガラス絵の世界。浮世絵の葛飾北斎、油絵の小出楢重、型絵染の芹沢邸介などもガラス絵を描いていたとか。まずは図版をご覧下さい。きっと実物を見たくなることでしょう。
(民藝 通巻632号/「ガラス絵」「特集・硝子絵について」)


自宅の庭にアンティーク調の白いベンチ。周りをグリーンでいっぱいにして。根強い人気のガーデニングですが、どうすれば素敵な庭が演出できるか?センスや技を知りたい!!例えば、こんな雑貨を置いてコーナー作りなんてどうですか?雑貨コーディネイトの特集記事です。思わず惹かれてしまったのは、陶器の長靴に多肉植物を飾ったコーディネイト。この長靴がとっても可愛い。また、アイテムカタログも掲載されているので、おしゃれなガーデニングの一役に。
(ガーデン&ガーデンVol.13/「家具と雑貨が映える庭」)


もう見ましたか!?いつも図書館2階のカウンターにいる彼、そう「図書館マン」さんが紹介されています。(ほんのちょっとでも)彼に興味のある方は必読です!
(だてっこ 295号/「素敵な彼」)


最近テレビをめっきり観なくなりました。テレビ鑑賞するよりも、別のことに興味がいくようになったのも原因の一つですが。そもそも、テレビ番組自体に興味が薄くなってしまっているのかも。そんなことを思っていた矢先にこんな記事を発見しました。えっ「きらきらアフロ」が面白い?!
笑福亭鶴瓶とオセロの松嶋尚美が台本なしのフリートークする番組。2人の個人インタビューが掲載されていますが、鶴瓶さんは松嶋尚美を絶賛。読んだだけで、そんなに彼女はすごいのか!と思ってしまうほど。当の彼女は、いたってマイペースのような素振りです。先輩芸人として、また相方として、松島さんを褒めちぎる鶴瓶さんにも、そこまで褒められる松嶋さんにも興味を持ってしまいました。今度一度観てみようかな。また、最近は、空前のお笑いブームのようで、バラエティが熱いのでしょうか。「いま、絶対見逃せないテレビ26本」も、知らないバラエティ番組など多数ピックアップされていてちょっとウズウズしてきました。テレビは観すぎるのも良くないし、受け手のままでもつまらない。ここは賢く、観たい番組を上手にセレクトして、自分自身に必要な情報を得られるようになりたいものですね。テレビ好きな方、26番組全てご存知ですか??いま、こんな面白い番組があるみたいですよ。
(Invitation 3巻8号通巻30号/「いま、一番面白いテレビって、何?」)


農家が野菜を提供し漁師が魚を提供する。提供した量に応じてポイントが与えられ、そのポイントで欲しいものが手に入る。つまりは物々交換のシステムなのだが、こんな取引の仕組みを「オホーツク産直朝市」というホームページが実現している。しかも、利潤を追求せずに食の安全と安心・自然環境保護に収益の一部を還元するというスタンスで運営しているというから頭が下がる。規格外の野菜や鮭の頭など、市場に出荷はできないけど、安全面で何ら問題のない食品を「未活用資源」として販売したりもするそうだ。
この記事が掲載された「East Side」は、北海道の暮らしを全国に発信する情報誌。旅行ばかりではなく、移住を検討する人たちにも役立つ地域密着の情報が満載の雑誌だ。北海道好きなら毎号読まなきゃ!
(East Side 10号/「インターネットで物々交換」)


全国で二千校を超える「自然学校」。ここでは、巨樹の森体験やオオカミのネイチャースクールなどが取り上げられている。学生の受験勉強の合間に、また都会暮らしの会社員などにブームらしい。確かに、大樹に触れる機会って少なくなってきたなぁと思う。人と自然の関わり方に関心を持つことは、自然の優しさや厳しさなどを知ることに繋がっていく。そして大切にしようとする。ただ、改めて「自然学校」なんてものが生まれてしまう背景も少し考えさせられる。機会を設けて自然と接する現代のカタチ。昔はきっと当たり前に自然と触れ合ってきたんじゃないのかなぁ。
人間が生活しやすいように、その裏では環境を犠牲にして便利になったけれど、また自然の大切さに気づき始めている。多くの人が気づき始めている今、今後どう変わって行くのか。きっとこれからが重要ですよね。
(Fole三五号通巻四五一号/「森の学校」に知恵と勇気をまなぶ)


伊勢うどん。食べたことありますか??「やわらかい麺に真っ黒なタレ。表面は黒く染まっているのに、噛み切ると中は真っ白。」そう、まさに、伊勢うどんを初めて食した時に真っ先に感じる感想はこんな感じです。お味は、まさに「癖になる味」。とってもおいしいですよ。まだの方は、食する機会の前に、是非この記事を読んでシミュレーションしてみて下さい。伊勢うどん通な人は、思わず「そうそう」と頷いてしまうかもしれません。
(旅 79巻7号/「地麺′sウォーカー第15回 伊勢へ来て麺が美味いのおかげ参り」)


5年連続WGPチャンピオン目前のバレンティーノ・ロッシ
1949年に始まった世界グランプリの歴史上、最強の王者との呼び声も高いが、果たして本当にそうなのだろうか?
 ジャコモ・アゴスチーニ、ケニー・ロバーツそしてローソン、レイニー、シュワンツ、ドゥーハンといった歴代の名チャンピオンの業績を紹介し、現代の読者にロッシと彼らを比較してもらおうというこの記事。懐かしい名ライダーの偉大な業績が詳しく紹介されています。もうバイクを降りちゃったけど、昔はレーサーレプリカに乗ってたんだよなぁ、なんていうそこのあなた!是非そんなあなたに読んで欲しい記事です。
( サイクルサウンズ No.2 7 3 /「史上最高のライダーは誰か?」)


東北新幹線の車内誌としてお馴染みの「トランヴェール」。今回は「義経北行伝説を旅する」という特集で、岩手県青森県
の伝承の地を訪れるガイドブックになっている。コラム「義経の真実」は作家の高橋克彦氏による義経伝説を強く支持した一文。ミステリー作家・歴史小説家・浮世絵研究家と多彩な活動で知られる高橋氏は、岩手県の出身。彼は、長い歴史の中で常に敗者であった郷土の真実の歴史に強い関心を持ち、「風の陣」「火怨」「炎立つ」「天を衝く」など東北地方を題材にした歴史小説を幾つも書いている。
炎立つ」はNHK大河ドラマになったが、地元では「あれは東北版の大河だから全国放送ではない」と思われていたという話がある。これは「天下のNHKが東北を主題にするはずがない」という気持ちの現れらしいのだが、東北人の中央に対する畏敬と畏怖の念は、そんな風に根深いものがあるそうだ。
氏はこれに強く異を唱え、自ら東北の真実を描き出すことで、郷土に誇りを持って欲しいと訴えている。そんな高橋氏が力強く語る、義経伝説の真実。納得すると同時に、東北の奥深さを思い知らされる内容だ。
これほどまでに郷土への想いを雄弁に語る作家を得た東北は、負けつづけた歴史があってもなお、幸せな土地なのかもしれない。そんな気になるこの記事。紅葉の綺麗な秋の東北。これからお出かけになる前に、こんな記事も知っておくと、同じ景色が何倍も楽しめるはず。ぜひご一読を。
( トランヴェール 十八巻九号 通巻二一〇号/「義経の真実」)


最近では、ストレスマネジメント教育を小学校でも行なわれていると聞きます。ストレスマネジメントとは、「ストレスの脅威から心身を守るために、ストレスを管理する技法」などと言われています。既に小学生のうちから、「ストレスと上手に付き合うためにはね?」なんて会話が登場していることに驚きと戸惑いを覚えつつ、現代社会とストレスは切っても切れない関係になってしまったのだろうかという気さえもします。しかし、ストレスには良いストレスと悪いストレスがあって、個人によって、良い緊張感や集中力をもたらす場合は良いストレスと言えるんです。一概にストレスは悪者だなんて言えません。日常的な出来事におけるストレッサー(ストレス源)に対して、おそらく、肯定的・楽観的な思考になれたらいいですよね。そのような状態に導くことの有効な対処方法の一つにリラクセーション法があります。心身の回復機能が正常に働き、心身が落ち着いて安心した状態になることです。つまり、自分自身でリラックス状態に誘導できるようになれば、一つのストレスマネジメントが成功というわけです。さてさて、そのリラクセーション法とは?
ストレスマネジメントについては、いくつか書籍も出ていますが、まずは簡単に紹介されているこの記事をお勧めします。眠れない夜にリラクセーション法。それもよいと思います。
(児童心理 59 巻11 号通巻827 号月号/「学校で教えるストレスマネジメント─リラクセーションを中心に」)


TOWER RECORDS。略してタワレコ。ご存知大手レコード屋さんですが、独特な世界観を持つレコード屋さんですよね。就職活動中の学生時代、「タワレコに就職するのはなかなか難しいんだって」なんて噂が飛び交ったほど、スタッフも音楽に精通している集団という印象を受けています。そんなタワレコの魅力の一つといえば、スタッフの手作りPOP。このPOPに心をくすぐられて思わずCDを買ってしまった人って私だけじゃないはず。誌面では「全日本タワーレコードPOPグランプリ」も開催。また、「小島真由美が高速道路で聴きたいJAZZ」という名目で、本人がCD をセレクト、その隣のページではタワレコのバイヤーがセレクトするJAZZCDたち。このようにミュージシャンや有名人たち対バイヤーのセレクト合戦も面白いです。他にもタワレコの謎に迫る大胆で豪華な特集ばかりです。 NO MUSIC NO LIFE の方も、タワレコ知らなかった方も、パラパラっとめくるだけでも、きっと引き込まれてしまいますよ。
(TITLE 6 巻9 号/「こんなタワレコ見たことない!」)


日本古書通信。すごく地味ですが、神保町の古書店めぐりには必携といわれる雑誌です。創刊は1 9 3 4 年(昭和9 )1 月。古本屋さんと読書家とを結ぶ古書の情報誌。毎号、全国の古本屋さんによる通信販売目録が約4 ,0 0 0 点ほど紹介されています。でもこの雑誌、単なる古書目録じゃないんです。古書収集のノウハウ、業界のニュース、出版界・図書館・文学館ニュースなども満載。これから自分で古書店を開業したい人、古書マニア、古書店に興味がある人にはとても役立ちます。毎号欠かさずチェックしましょう。8月号では、愛・地球博を記念して、愛知古本屋案内が掲載されています。本好きを自負する方、万博ついでに古本屋めぐりもどうぞ!
( 日本古書通信 70 巻8 号通巻9 1 3 号/「新・愛知古本屋案内」)


2ちゃんねる」を書籍化した「電車男」の大ヒットをきっかけに、ネット上の個人の発した情報から、書籍化や映像化が次々と行われている。こんな状況だから、出版社はブログの世界から新しい作家を探し出そうと、情報収集に余念がない。ブログで個人の情報発信の敷居が極端に下がったから、普通の人たちが自分の目線で書き綴った日記のようなものを簡単に公開でき
る。それが編集者の目にとまって商品化され、一気に脚光を浴びる。そういう非現実的な話が現実に次々と起きている。だって考えてみてくださいよ、日記ですよ?それを公開したら買い手がついて、作家デビューさせてくれちゃうなんて!!これって凄いことですよね?まだまだ未来の作家候補が、まだまだたくさん埋もれているブログの世界。今、どんな人たちが注目を集めているのか?ブログからメジャーになるという図式はいつまで続くのか?埋もれた才能を探してみたい方、自分がブログでメジャーになろうという方には是非読んで欲しい!
(編集会議 54 号/「今、注目のブロガーたち」)


書斎が欲しいと思った。今すぐじゃなくても、いつか欲しいと思った。活躍中の作家さんの書斎も気になるし、文豪の書斎も覗きみたい。書斎の創り方も知りたいし、貸本屋さんの情報やゆっくり本を読める居酒屋さんも知りたい。そんな欲張りなあなたは是非必見!!書斎といえども、スタイリッシュな空間から、雑多に積まれた本だらけの空間まで様々ですね。まさに十人十色な書斎に出会える特集です。また、街に書斎を持つなんてことも今はありみたいですね。アカデミーヒルズ六本木ライブラリーもその一つ。まさに、「最高の眺望を独り占めできる東京の特等席」。夜景を見ながら、一人ゆっくりページをめくる…。または、クラシックホテルで都会の喧騒から離れて本を…。お金に余裕があれば是非体験してみたい!!読書の秋だし、ここは一
つ本と戯れてみたりして。
(男の隠れ家 九巻七号通巻九八号/「書斎の愉しみ」)


落語家とインターネット。何とも意外な組み合わせに思われるかもしれない。でも、そもそも落語家は大手事務所に所属せず、ピン芸で観客と対峙するプロフェッショナル。だから自分の責任でモノが書けるし、噺のプロだから言葉のセンスも笑いの素材を見つけるセンスも抜群。そんな落語家のホームページの中から、特にお薦めのものを紹介したこの記事。まだ見たことのない方は、一度お試しを!
( 東京人 NO.2 1 8 (p.7 3 ) /「お気に入りの落語家HPを御紹介。」)


画面に文章を表示させて読む電子書籍。それに比べれば、今のところは紙の本を支持する声が圧倒的多数だと思う。小説を画面で読むなんて味気ないという意見も、なるほどその通りだなと思う。でも、ケータイでメールを使っている人はたくさんいるでしょ?長いメールも読むし、メールマガジンを読む人だって少なくないのでは?メール文化で育ってきた世代には、紙の本よりもケータイの画面上の文字の方がラクな人もいるらしい。夜、部屋の電気を消して、ケータイで読書するという習慣の人もいるという。紙とデジタルどっちが優れているとか、どっちが好きとかいうばかりじゃなくて、用途に応じて使い分けができれば、読書の楽しみが広がるのかも?そんな気にもなりそうなこの記事。電子書籍に疑問や嫌悪感を持っている人は、一読するとちょっとは印象が変わるかも?
本の窓 二十八巻七号通巻二四八号/「ケータイ小説を読んでみませんか」)