「日経サイエンス」第」42巻8号通巻494(2012.8.1)

「質量とは何か」
普段授業でやっている質量についてです。
質量ゼロの素粒子に質量を与える基本理論の登場は,1964年です。
万物はビッグス粒子によって質量が与えられます。
その仕組みは,実はかなり複雑で,物質を構成する素粒子と力を担う素粒子では,質量を獲得する仕組みが違い,エネルギーゼロという粒子も介在します。
しかも質量の獲得は二段階になっています。
ただ,質量を与える根本的なアイディアはとてもシンプルです。
つまり,かなり複雑な仕組みだが,根本的にはシンプルということです。
他にも理科についての色々なことが書いてあるので,皆さんも読んでみて下さい。

(結城東中学校2年生)