「National geographic」15巻10号(2009.10.1発行)

事実は小説より奇なり,とは使い古された慣用句ですが「ある難破船の数奇な運命」という記事では,この言葉を思い起こさせるような,大航海時代の16世紀に実際に起こった出来事が紹介されています。
1533年,香辛料貿易のために財宝を積み込んでリスボンを出向した貿易船ボン・ジェンス号は,インドを目指す航路の途中,アフリカの喜望峰沖で嵐に遭遇して難破してしまいます。潮流に運ばれて漂流した結果,船は思いもよらない皮肉な場所に流れ着きました。
ボン・ジェンス号は果たしてどのような運命を辿ったのか?興味がある方はぜひ記事をご覧ください。