2012-11-04 「野鳥」 77巻8号通巻768号 (2012.9.20発行) 記事紹介 「ラムサール条約で野鳥と湿地を守る」という記事で,渡良瀬遊水地についても紹介されています。 第11回ラムサール条約締結国会議(COP11)で,日本では渡良瀬遊水地など9か所の湿地が新たに認定されました。 いうまでもなく,渡良瀬遊水地は足尾銅山の鉱毒を沈殿させるためと,洪水を防ぐために茨城,栃木,群馬,埼玉の4県にまたがる3千300haにおよぶ地を遊水地化されたものです。 毎年ヨシ焼きをしているヨシ原は,現在では希少種を含む植物や昆虫などの「命の宝庫」になっているということです。これからの季節は多くの野鳥の観察ができます。