「芸術新潮」60巻12号(2009.12.25発行)

金堂平成大修理記念特集「唐招提寺 よみがえる天平の甍」。
奈良時代に建立された金堂をすべて解体して再び立て直す平成の大修理。
2000年の事業開始から10年もの長い期間を経たプロジェクトが豊富な写真とともに紹介されています。
千手観音立像の現存する953本の手、すべてを取り外して並べた写真は圧巻の一言です。ぜひご覧下さい。
一般的な千手観音の手の数は42本ですが、実際に千本の手が作成される像は「真数千手」と呼ばれ、唐招提寺の像は最古最大の「真数千手」だそうです。