「数学セミナー」48巻3号通巻570号(2009.3.1発行)

ノーベル賞のパロディ的な賞として1991年に創設された「イグノーベル賞」をご存知でしょうか?Wikipediaによれば,イグノーベル賞は「人々を笑わせ,そして考えさせてくれる研究」に対して与えられる賞,とあります。昨年のノーベル賞では,日本人の受賞が大々的に報道されましたが,実はイグノーベル賞にも日本人受賞者がいました。
「イグノーベル賞授賞式に行ってきました」という記事では,実際に2008年のイグノーベル賞を受賞した小林亮氏による授賞式のレポートが掲載されています。北海道大学の中垣俊之氏が「単細胞生物がパズルを解くことを証明した」功績で認知科学賞を受賞して,小林氏はその共同受賞者となったそうです。
イグノーベル賞授賞式のスピーチでは,とてもユニークなしきたりがあるようです。気になる方は,ぜひ記事を読んでみてください。