「道」 第161号(2009年7月20日発行)

「広島原爆の惨状を生き抜いて 踏まれて育つ 麦のように強くあれ」と題して、「はだしのゲン」作者 中沢啓治さんのインタビュー記事が載っています。
小学校1年の時に広島で被爆し、父、姉、弟を一瞬になくしたが、自らは奇跡的に助かる。氏はその後、辛苦をともにした母親への思いを支えに生き抜いてこられました。その母親の死をきっかけに、「はだしのゲン」をはじめ原爆や戦争をテーマとした作品を発表してこられました。「はだしのゲン」がどのような思いから生み出されたのか、氏の壮絶な被爆体験とともにお話されています。